突然ですが皆さん、牛丼はお好きですか?
牛丼美味しいですよねぇ。安いし早いし美味しいし、三拍子そろった素晴らしい食べ物ですよね。
この間久しぶりに吉野家に行ってきたのですが、あまりの美味しさに感嘆してついつい2杯も食べてしまいました。(大盛頼めばよかったのに)
そういえば吉野家の1号店ってどこにあるんだろうと思って調べたら。
なんと築地にあるみたい。
築地って言ったらお魚のイメージなのに、お魚と対極の食べ物である牛丼がまさかこんなところにあるなんて。
調べるとここではある吉野家の裏メニューが食べられるみたいで。
それは「トロダク」です。
・トロダク
牛肉の脂身を多く持った牛丼のこと。厨房で職人が赤身が多い肉を取り、脂身が多い肉だけを盛りつけていくため、とても手間がかかる裏メニューである。
(あるサイトより引用させていただきました。)
なんでも肉の脂がとても濃厚でめちゃくちゃうまいとのことです。
トロダク、、、食べてぇ。
しかし私が住んでいるのは福島市、東京の築地に行って牛丼を食べるのは簡単なことではありません。
でも食べてぇ。
そうだ、
家で作ればいいんだっ!!!
ということで家で吉野家の牛丼トロダクをつくっていきたいと思います。
まずは近所のスーパーで材料をそろえます。
最初に用意したのはこちら。
牛丼に必要なお肉です。
あれ、こいつ何言ってるんだと思った皆さん、正解です。
豚バラ肉を用意してしまいました。
だって近所のスーパーに脂身の多い牛肉売ってなかったんだもん。霜降り牛しかなかった。
なので脂身が多いこちらのお肉を用意しました。
この時点で企画倒れになっているような気がしますがこのまま続けます。
そしてこちらの豚バラ肉の、
脂身と赤身を分離していきます。
こちらが分離が終わったものです。
今回は左側の脂身のみを使います。(赤身は翌日に焼いて食べました。)
そして次に用意したものはこちら。
牛丼の具です。
あれ、こいつ何言ってるんだと思った皆さん、正解です。
すき家の牛丼の具を用意してしまいました。
本当は吉野家の牛丼の具が欲しかったのですが、いかんせん近所のスーパーに売っていなかったので買えませんでした。
近所のスーパーがポンコツすぎる。
こちらの牛丼の具を湯せんにかけて、
できたものがこちら。
うん、フツーに美味しそう。このまま食べたい。
しかし今回はトロダクだけでなく、ネギダク(玉ねぎ多め)にもしたいので、
ここから肉と玉ねぎの分離作業が始まります。
意外と玉ねぎの量が少なかった。
3袋からこれだけしか取れないなんて、なかなか玉ねぎもレアなものなんですかね。
そしてこちらが牛丼の具からこし取った牛丼のつゆです。
こちらに先ほど分離した脂身をぶち込みます。
そして火が通るまで煮込みます。
そんでもって先ほど分離した玉ねぎも入れて、完成しました。
脂身ばかりなんで何か白いですね。
盛り付けたらこんな感じになりました。
ご飯の量を間違えてご飯だけメガ盛りになってしまいました。
なんかあんまり美味しくなさそう。
と、いうか冒頭にも書いた通り、トロダクって別に脂身オンリーっていうわけではないんですよね。脂身が多い肉を選ぶわけで赤身も入ってるんですよね。
しかしこのとき料理をしていた僕はそんなことなどつゆ知らず、脂身だけで作ってしまいました。
これではトロダクではなくただの「トロ」ですね。
玉ねぎも多いのでもはや「ネギトロ」ですね。
そしてすき家の牛丼の具を使ったので、
「吉野家の牛丼トロダクネギダク」
を作りたかったのに、結果的には、
という摩訶不思議な食べ物になってしまいました。
まあとりあえずいただきます。
においはいい感じかも。
パクリ。
ん?
なんかこの味どっかで食べたことあるような気がするな。
あっ、わかった!
そりゃあ、豚肉を使ってすき家のつゆを使えばそうなりますよね。
あと脂身だけなんで、脂っぽくて味もしみ込んでなくて別に美味しくない。
やってしまった。メガ盛りのご飯も全部食べられなかった。
そこでさっき分離したすき家の牛丼の肉をご飯の上に乗っけて食べます。
パクリ。
うまっ!!!
現場からは以上です。
また今度リベンジします。